2023年 Basic東京 第4回
みなさんこんにちは。東京会場の石井です。関東ではじめじめとした空気だけで、あまり傘の出番のないまま梅雨が終わりましたね。しかし形だけでも梅雨明けということで暑さも本番。患者さんの中でも熱中症などで体調を崩してる人が多いです。僕たちも気を付けましょう。
今回の講義では、午前中は前回の復習として腸骨の変位、新たに仙骨の変位の概念や治療法を勉強しました。
仙腸関節の開く、閉じるといった動きに比べると、仙骨のほうが理屈的、感覚的にわかりやすいかもしれません。仙骨を仙椎に細分化して触診する、仙腸関節を仙椎レベルで鑑別する・・・これらの意識や感覚を磨いていくと、この単元だけでなく全てに応用することができます。
午後は股関節についてです。伸展の動きを新たに加え、さらに理解を深めていきました。
屈曲の逆の動きをいっても、関節の形や筋肉の付き方、日常での役割も違うし、検査の患者さんの肢位も変わることなど、考えることが沢山ですね。学んだことを忘れず、さらに思考し、試行錯誤し、至高の治療家を目指し、反復練習を続けてみてください
2022年 Basic東京 第4回
mpsg東京Basic1の西村です。
※次回の8月は変則的な日程となっておりますので皆様お間違えないようにしてください。
【大阪開催は8月7日、東京は8月お休みで9月18日に開催】
前回の骨盤脊柱の触診と治療では【仙骨の触診と治療】を行いました。
仙骨は背骨(脊柱)を構成する5つの仙椎が癒合してできているため、その構造に椎骨の名残が各所に存在しています。
その凹凸や傾斜を理解して触診することが正確な触診へと繋がります。
仙骨の正確な触診は、坐骨神経を介して下肢の機能を改善させたり、脊柱の土台として肩や首の機能を改善させたりととても魅力ある部位となっており、実際に実技では、仙骨の治療でどういった身体の変化があるかさまざまな評価、例えば肩関節や股関節の評価をとって練習に励みました。
股関節は3回目となる今回の講義で「内旋・外旋」「内転・外転」「屈曲・伸展」と全ての方向への検査と治療を内海先生に行っていただきました。中川会長のデモでもあったように、その人の症状に合わせて検査を工夫していくことも重要で、股関節のように可動域の大きな関節はその工夫が臨床においてとても重要になっていきます。東京Basicコースでは8月お休みいただいて9月に股関節の総復習を行います。この2ヶ月の間、基礎の練習はもちろん、そして臨床で出会った股関節の検査の工夫をお聞かせいただけると嬉しいです。
また股関節のモビライゼーションを初めて練習し、マイクロ牽引法以外の治療法を体験し、新たな感覚を感じることができた方もいたようです。次回の股関節の総復習で余すことなく練習していきたいと思います。
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