こんにちは、MPSGの福田です。2024年12月15日(日)東京にてベーシックIの第8回目が開催されました。午前中は頚椎の第二回目、回旋・側屈の検査と治療法、そして午後からは肘関節の第三回目、橈骨・尺骨の前方可動性、尺骨内方・外方可動性の検査と治療法が行われました。
頚椎の練習では、前回と今回の約一か月の間に、受講者の皆さんはそれぞれ練習されてこられた様子で、検査時の姿勢や操作の仕方など安定感のある印象を受けました。それでも頚椎の回旋検査は「内方圧、前方圧、回旋と上方圧」と、一度の操作に行なわなくてはならないことが数多くあり、それを自然にできるようになるには、常日頃の反復練習はもちろんのこと、それを臨床の場で積極的に使うことが必要であります。学んだ技術を患者さんに実際に使ってみて初めて自分の弱点、足りない点を自覚することができます。そのウィークポイントを克服することで技術は向上し、それが患者さんの症状の改善へと繋がっていきます。患者さんの“症状の改善”は、術者にとって何より大きな自信と励みになります。練習意欲は一層高まり、それが更に良い結果をもたらし好循環が生まれます。そうなると仕事はますます面白くなります。
中川先生は講義の中でよく「仕事が楽しい!」と言う趣旨をおっしゃられることがあります。まさに中川先生は、この好循環を何度となく繰り返されて、その中でいろいろな検査と治療法を編み出し、いつしか魔法のような技を身に付けられたのだと思います。ご承知の通り、その技こそがMPSGで学んでいる検査と治療法であります。
効果のある検査と治療法ではありますが、しかし一度や二度学んだだけでは、たとえ臨床の場で用いたとしても、そう上手く結果に繋げることはできません。それに至るまでには、それなりの時間と努力、そして学び続けると言う“継続”が必要になります。
練習は決して楽しいものではありませんが、このMPSGで学んだ検査と治療法を毎日練習し、それを臨床で使っていくことで着実に技術は向上していきます。そして、向上した分だけの結果が「患者さんの症状の改善」と言う形で自分に返ってきます。その確率が高くなれば、これまで苦痛と感じることが多かった仕事も楽しいものに変化していきます。
私も含め大勢の先生方は、一日の大半を仕事の時間に費やしていることと思います。その仕事を楽しむことができたら、これ以上ない幸せな人生なのではないでしょうか。
令和6年度ベーシックⅠの勉強会も残りわずかになりました。すでに来年度4月からの募集も始まっております。技術を磨く“旅”は、この仕事に携わっている限り一生続きます。その訓練の場として、来年度もこの勉強会を活用して頂ければと思います。
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