2023年 Basic東京 第6回
【 『力を抜く』 をマスターしましょう。】
こんにちは。MPSG東京の内海です。
9月17日(日)、MPSG東京でBasicⅠコースの第6回目が開催されました。
内容は大阪と同じ、腰椎・胸椎の側屈変位が加わった検査と治療と、今回から肘関節で、肘の屈曲できない場合の検査と治療が行なわれました。
肘の屈曲制限の治療法では、肘を屈曲していき止まったところで動くのを待つ、ロングホールド法という方法が用いられました。この方法は、関節可動性の最終点から少し戻して緩むのを待ちます。具体的には患者の前腕を支えている術者の間接手側の肩を1cm位下げる(力を抜く)操作を行ないます。これで関節が緩み、肘が屈曲していきます。この1cm肩を下げる動作が難しく、「先生、身体が傾いてしまいます。」、「肩が下がりません。」、「力が抜けません。」と言われました。このテクニックは如何にして術者の橈骨頭、尺骨の鈎状突起にコンタクトしているところを緩めずに、間接手側の力を抜く事ができるかで、体幹部はしっかりしていて、末端は脱力している状態になります。肩を下げられない人は、肘を下げる、息を軽く吐くなど人によって違うところを意識すると、力が抜けやすくなります。自分で力の抜ける方法を見つけてください。私も練習して、知らないうちに出来るようになりました。
このロングホールドは、頸椎、座位での治療法、他の四肢の治療、と色々な治療法に使えます。MPSGでは1つの治療法を習得できれば、それを応用して色々な治療が出来るようになります。是非、力を上手く抜けることができるように練習してみて下さい。
(尚ロングホールド法については、書籍「四肢のマニピュレーション」の34ページに書いてありますので、確認してみてください。)
2022年 Basic 東京 第6回
2022.10.23 MPSG東京Basic
みなさんこんにちは。東京会場の石井です。
気付けばすっかり秋になり、朝晩は特に冷え込んできましたね。患者さんからも「足をつった」という報告が多く聞こえてくるようになりました。
さて、そんな中開催された東京でのMPSGでしたが、天気に恵まれて換気も丁度よく行うことができました。
午前中は脊椎のリスティングを中心とした触診と治療法を学びました。カイロプラクティックに馴染みのない方は最初だけ少し大変ですね・・・!
ですが、立体的な脊椎のイメージと言語化がスムーズにできると、治療の組み立てもしやすくなりますので、頑張りましょう!
午後は肘関節の構造や動きを中心とした講義と練習をしました。2年半ぶりにお話をさせていただきました。
コロナ渦となる前の感覚を取り戻しつつ、次回以降はもっと受講生の皆様と成長できるよう精一杯取り組んでいきます。
しっかりと練習をして、一段と上達してまた11月にお会いしましょう!
次回の東京BasicⅠ第7回目は11月20日(日)となります。
詳しい日程につきましては、下記のホームページからご確認ください
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