2022年
こんにちは、MPSG東京・アシスタントの小口です。
2023年1月15日、年明け最初のMPSG東京ベーシックⅠ・第9回の講義が開催されました。
今回の内容は、
頚椎側屈モーション・パルペーション(以下MP)とモビリゼーション(以下mob)、環椎回旋MPとmob。
肘関節は尺骨内方・外方MPとmobでした。
頚椎の検査の注意点の一つに「腰を伸ばして座る」というのがあります。簡単なようですが、ちゃんと意識していないとだんだん腰が丸くなってきてしまいます。
「腰を伸ばして座る」という動作を細かくみてみると、まず骨盤を立てる、次に腰椎が前彎(脊柱が生理的湾曲位)になる、そして頭の位置が脊柱の上にくる姿勢です。
この姿勢が取れると体幹の中心に軸が出来るので身体全体の力を抜きやすくなります。
この姿勢は、ベーシックⅠの第1回目で習う「腰を痛めないための立ち方、触診力を高める立ち方」の座位での応用になります。基本は立位も座位も同じです。他の部位の検査・治療の時も全て基本姿勢の応用です。
基本は本当に大切です。私が立ち方・立ち位置の大切さに気付けたのは、ほんの数年前です。
何年かかったんだろうと情けなくもなりますが、同時にずっと続けてきて本当に良かったと思える瞬間でもあります。
まだまだ意識しないと姿勢が崩れてしまいますので、技術を身に付けるというのは本当に難しい事ですが、なかなか出来ないからこそ面白いと、そんな風に受講生の皆さんにも感じてもらえたらいいなと思います。
次回の東京ベーシックⅠは2月19日です。
総復習と修了試験ですね。最初の頃に教わった事をすっかり忘れてしまっている部分もあると思いますので、再度見直して、しっかり練習し試験に挑みましょう。
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