2023年 Basic東京 第7回
こんにちは。MPSGの福田です。10月15日(日)ふりしきる雨の中、東京にて第7回のbasicⅠコースの勉強会が開催されました。
今回の講義は、これまで(第1回~6回)に勉強した内容(骨盤、脊柱の検査と治療法)の総復習、新たに頚椎の回旋検査、そして肘関節の回内回外の検査とモビリゼーションなど、盛りだくさんで行われました。
前回までは、一つの部位(骨盤なら骨盤のみ、椎骨なら椎骨のみ)に特定した”点”の検査と治療法を学んできましたが、今回は、その点と点を繋いだ練習(骨盤から脊柱までを通した練習)ができたので、より臨床に近い内容となり、実践に生かせる充実した勉強会であったと思います。
骨盤と脊柱のスタティックから始まり、ギャッピング検査、モーションパルペーション、モビリゼーション、その後の再検査など、受講者の皆さまにとって、この一連の流れを限られた時間の中で、こなすことは大変であったと思います。しかし、最初からすべてをできる人はいません。MPSGで学んだ一つ一つの検査と治療法を、何百回、何千回と練習し、そして実際の臨床において繰り返し使うことによって、はじめて自分の技として身につくものだと思います。それには大変な労力と膨大な時間を要しますが、MPSGで学んでいる技術とそれを習得しようとする努力は、絶対に裏切ったりはしません。習得した本物の技術は、来院される患者さんの助けとなり、それが巡りめぐって治療院の発展と言うかたちで自分に返ってきます。自分の努力が具現化するまで頑張っていきましょう。
ただ今、来年度(2024年4月から)のMPSG勉強会の受講者募集も始まっております。初めての方も、何度か受講されている方でも、「自分の技術を磨きたい」と思われているとしたら、是非このチャンスを生かしてください。
2022年 Basic東京 第7回
こんにちは、MPSG東京アシスタントの小口です。
2022.11.20(日)、東京にて第7回BasicⅠが開催されました。
開催当日の東京は急に気温が下がり、街にはマフラーや厚手の上着を着て首や肩をすくめながら歩く人の姿が多く見られました。そのような姿勢から来る身体の不調と言えば首肩コリです。また冷えによる手腕の痛みやしびれもあります。
今回のBasicⅠは、そのような症状に対処するための基本となる頸椎と肘関節を学びました。
午前中は内海先生による頸椎スタティックパルペーションとモーションパルペーションの講義でした。
検査では重い頭を手で支えるので力が抜けずに初めは誰もが苦労するところですが、ここでの間違いは頭をずっと手で持ってしまっていることです。
最初は手で頭を持ち上げますが、その後お腹に乗せてしまえば。あとは手の力で持たなくていいのです。「頭の重さはお腹(もしくは枕やヘッドピース)で支える」を意識しながら練習してみてください。
午後からは石井先生による肘関節回内/回外モーションパルペーションとモビリゼーションを学びました。
肘の検査や治療はついつい手先だけでの操作になってしまいがちですが、膝や体幹も使うことを忘れないように気を付けましょう。
講義も7回目となり手技が増えてきて大変な時期だと思います。初めは立ち位置や操作の手順を覚えるだけで精一杯かもしれませんが、反復練習することで頭で考えなくても自然に体が動くようになってきます。私も今年からアシスタントとしてBasicⅠに参加させて頂くことで、改めて基本の大切さを感じています。何度受講しても、その時その時の自分のレベルで新たな発見があります。
今月から来年度のセミナー受講生募集しておりますので、もっと技術に自信を持ちたいとお考えの方は迷わずにお早めの申込みをお勧めいたします。
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