2022年 Basic Ⅱ 第5回
こんにちは。モーション・パルペーション研究会(MPSG)の佐藤憲三です。
1月8日(日)は、BasicⅡコース第五回の講義が行われました。今回が最終日となり、前半は総復習、その後、終了試験が行われました。
試験があるということからか受講生の皆さんは、朝から若干緊張ぎみ。試験に備えて復習されている方もみられました。
BasicⅡコースでは、坐位の脊柱治療を一年に渡って学んできました。また四肢については、肩関節、膝関節の検査と治療を学びました。
基本的な流れは、脊柱全体の触診を行い、歪みを確認し、モーション・パルペーションで、個々の椎骨の関節可動性の減少をみつけます。検出した関節可動性の減少(フィクセーション)をモービリゼーションで改善していきます。
関節の可動性減少を改善することで、筋骨格系の機能的働きが正常になり、その結果、様々な症状もなくなります。
一年間を通して学んだ内容を、担当講師ごとに時間を区切りながら、復習を行いました。受講生の方々は、皆熱心に取り組んでいました。
終了試験では、始めに筆記、次に実技試験と行いました。実技試験は、受講生、講師共によい緊張感の中、進めていくことができました。
BasicⅡで学んできた、坐位の検査、治療法は、仰臥位や腹臥位では検出できない問題をみつけ、改善していくことができます。
わたし自身、坐位施術を日々の臨床で用いることで、多くの患者さんの症状を、その場で改善することができるようになりました。
MPSGで学ばれたことを、ぜひ患者さんのために生かしてください。
繰り返し学ぶことで、検査、治療の精度も上がりますので、アドバンスコースを受講された方も、また再度受講されることをおすすめします。
4月からスタートする次年度の募集も始まっておりますので、興味のある方は、詳細をチェックしていただけたらと思います。
次年度もお会いするのを楽しみにしております。
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